日本で大ヒットし、スーツにダウンジャケットを合わせる着こなしを浸透させたとも言われ、ファッション業界を常に賑わせてきたモンクレール。
しかし悲しきかな、人気が出れば出るほど増えてくるのがコピー製品。
昨今では見た目は本物と変わらないレベルのクオリティのコピー製品が出てきています。
ネットで買って届いてみたら「もしかしたらこれは偽物かもしれない」と悩むのは嫌ですよね?
そこで今回は一般の方でも本物と偽物の見分けが付けられるポイントを9つお伝えしていきます!
ご自身で真贋を見極め、本物のモンクレールを購入できる力をつけてコピー製品を撲滅していきましょう!
モンクレールでは最高級品グースの産毛が使われ、詰める量もg単位で定まっています。
本物は希少な素材を決まった量しっかりと使っている為、手で押さえ付けてもすぐにふっくらと厚みのある綺麗な形に戻ります。
偽物は安価な素材を少量使って詰めているだけなので、手で押さえると型が付いたり元の形に戻るのに時間がかかります。
また、粗悪なコピー製品に関しては見た目から既に厚みがなく、特に腕部分はペラペラとしていて保温性がなく、それだけでも判断が容易です。
本物はブランドの象徴であるマークの箇所なので手抜きは一切行いません。
「縫製」「色」「形状」に注視してみると明らかな違いが分かるかと思います。
【ロゴワッペンの真贋を見分けるポイント】
精巧なコピー品でもアニメタグのポイントはクリアしていない場合が多く、また割と分かり易い為、確実にチェックしていきましょう♪
【アニメタグの真贋を見分けるポイント】
特に角が丸みを帯びていないポイントは分かり易く、よく出来ているコピー製品でもここだけクリアしていないこともありますので重要なチェックポイントと言えますね♪
ブランド品全般に言えることですが、コピー製品は細かな箇所にコストをかけられない為、ファスナー等は違いが出やすくなっています。
【ファスナーの真贋を見分けるポイント】
内側首元部にあるロゴラベルに注目してみましょう!
【ロゴラベルの真贋を見分けるポイント】
金具の刻印や処理の仕方が、偽物は面取りされていなかったり刻印がガタついていたりと、どのブランドでも判断材料の一つとして鑑定士は絶対に見るポイントになっていますので要チェックです♪
【1.コードロック】
パーカーや袖を絞ってロックするコードロックですが、金具を横から見るとモンクレールのブランドロゴマークが刻印されています。
【2.ファスナープル】
ポケットのファスナーつまみの箇所になります。
本物の場合はコードロック・ファスナープル共通して、
【3.ボタン】
文字が潰れていてバランスが悪いのが分かりますね♪
金具に関しては10倍ルーペを通して見るとより分かり易く、判断しやすくなるかと思います。
正規品であればモンクレールのシリアル(管理番号)がタグに振られており、12桁の数字やアルファベットが書かれています。
その番号をモンクレールの公式サイトで入力してみましょう♪
①「登録する」をクリックし案内に従って入力後、アカウントを作成
②お持ちの製品のタグの種類を選択し、12桁のコードを入力
このように商品名を特定すると、モンクレールが製造・管理している商品ということなので本物と判断出来ます。
ただし、モデル名などが出た商品でもシリアルコードを悪用されて作られた精巧なコピー製品の可能性がありますのであくまで目安としてお考え下さい。
このような案内が出た場合は中古の場合既に登録されているか、MONCLER側で正しく製品データベースが登録されていないか、偽物の可能性があります。
そのまま案内に沿って記入・写真を添付しモンクレールにメールを送ってください。
※正規品でも登録時にエラーが表示される場合がある為、「登録できない=偽物」というわけではありません。
コードが書いてあるタグの種類は製品が製造された年式や商品によって違い、3種類あります。
【1.モデル名】
タグに太字で書かれている一行目がモデル名になります。
検索サイトで一度検索すると、同一の製品がHITするはずです♪
また、製造年式によりモデル名の記載がない場合がありますので、品質表示タグ・洗濯表示タグに書かれている数字「45394/50/68950」のような数字を探してみてください。
この場合は「45394」が型番になりますので「モンクレール 45394」と検索して頂くとモデル名同様、同じ製品がHITします。
こちらの番号も見当たらない場合は数字がたくさん書いているタグを見つけてみてください。
その下12ケタが型番になりますので、5桁、2桁、5桁でスペースで区切って検索してみて下さい♪
HITしなかったり、全く違う製品がHITすれば要注意ですね!
【2.サイズタグ】
サイズタグはロゴラベルの右下辺りにあるかと思います。
細かい部分ですが、真贋は細かい箇所ほどよく見ましょう♪
両端にステッチが入っていますね。
両端にステッチがなかったり、片側しかなければその時点で危ないです。
代理店タグで何が分かるかと言いますとずばり、国内正規品か並行輸入品かが分かります。
国内正規品は、日本国内で正規販売している代理店を通して販売されているものです。
並行輸入品は、代理店を通さず海外から輸入されたものです。
それぞれの違いとしては
以上のことから国内品か並行品かで買取額・販売額も大きく変わります。
買取店によっては並行輸入品の時点で買取を拒むお店もありますが、【モノカウ】にはアパレル専属のバイヤーが所属している為、並行輸入品でも買取させて頂いております♪
見分け方としては、タグを見ればすぐに分かります。
代理店は年式により異なりますのでモンクレールジャパンタグでなかったとしても正規品の可能性があります。
年式については下記をご確認下さいませ。
2001年のモデルなのにタグがモンクレールジャパン表記だったらコピー製品ということになります。
この代理店タグが見当たらない場合は並行輸入品扱いとなります。
いかかでしたでしょうか。
モンクレールは人気でコピー製品が多い分、分かり易い真贋ポイントも多くなっていますので是非チェックしてみてください♪
今回ご紹介させて頂いた9ポイントが真贋の全てではありませんが、全てクリアしていたら安心して購入することが出来ると言えます。
このブログを見て頂き、偽物を買う被害者が少しでも減れば幸いです。
しかし、ご紹介したポイントの「一箇所が違っていた」場合も偽物と断定するのは早いです。
ここがこうなっているから本物!偽物!ではなく、真贋は全てチェックしトータルで考慮せねばなりません。
本物にも固体差があるため製造の過程で縫製に歪みが出てしまったものや、ファスナーの噛み合わせが悪く硬いこともあります。
(そういったものは基本的にはアウトレット品になりますが・・・)
全てをチェックし判断となりますのでその点だけ踏まえて参考にして頂ければ幸いです。
また、当店では本物か偽物かの判断は行っておりません。
弊社買取基準に満たない商品を便宜上、コピー製品と呼んでいますが、判断できるのは商標権者であるブランドだけですので、あくまで弊社で扱える商材か扱えない商材かの判断になりますのでご了承くださいませ。
ちなみにですが、モンクレールは本物であっても海外並行輸入品や状態・査定の持ち込み時期など、様々な理由で買取を拒まれるお店が多くあります。
買取専門店【モノカウ】では海外並行品・状態が悪い・春夏シーズンでも買取を行っています。
アパレルに熟練した鑑定士が在籍していることから、独自の販売ルートを持っており国内・海外市場の最新相場から買取価格を算出しているので安心して高値でお売り頂けます♪
ご来店が難しい遠方の方は簡単なモノカウ無料LINE査定や、無料で便利な宅配買取も受付しております。
モンクレールを売るなら安心・簡単・便利なモノカウにぜひご相談下さい☆